学生が現場見学に来てくれました。 現在、設計指導している生徒達です。 私の後の授業が補習になったようなので誘ってみました。 大工さんの邪魔にならないように気を付けます。 若い人と接することで私自身も初心に帰ることができます。 「百聞は一見に如かず」。 授業では木造の設計ですが、鉄骨造ならではの空間構成を説明しました。 鋭い質問もあり、何かしら感じることがあったようです。   ちなみにこの住宅。「OPEN HOUSE」を予定しています。 完成は来年度。詳細はこちらでご報告できればと思います。    
鉄骨の組み立てです。 まずは、鉄骨の検査です。鉄骨製作工場へ検査に行きました。 柱や梁の寸法の目視や鉄骨内部を超音波深傷検査にて溶接や硬さが適切なことを確認しました。 上下5mの段差がある敷地のうち、上側敷地部 下側敷地部(片持ち梁【柱のない】張り出したフロア群) 前面道路が幅員4m以下の狭い道なので、下側敷地の道路斜線制限(道路の幅による建物の高さ制限)がきつく、 上側敷地は土砂を避けるため、建設範囲が大幅に限定されます。 下側敷地から上側敷地へ差し渡すスパン(柱から柱までの距離)が10mあるため、 通常の確認申請の他に「県」による「構造計算適合判定」もクリアしなければいけません。 なんだかんだありましたが、最終的にはクライアントのご希望「木々やを陽光を生活の豊かさに取り入れる」ことができました。 ここの敷地だからこその空間と形態のデザイン。 4枚目の写真にある2本の黒い柱は、鉄骨組み立ての際、水平をとるための仮の柱です。最終的には撤去します。 長さ10mの橋のようになります。 建物中間部が宙に浮き、建物をくぐっての駐車場です。