施工始まりました。 「眺望」や「施工」の障害になる電線の位置を変えるため、電柱を交換移設します。 これで電線やケーブル線の高さを3m上げることができ、室内からの景色が開かれ、作業クレーン車は、鉄骨の持ち上げ作業が可能になります。 上下にある敷地の内、上側は「特別土砂災害警戒区域」(レッドゾーン)のため、構造計算上、土砂に耐えうる基礎深さは、2.8mにも及びます。 敷地前面道路の幅員が4m以下と狭く、杭を打つための作業車が入れないため、代わりにラップルコンクリート(鉄筋のないコンクリート)を地下の支持地盤まで打設。 その上に、基礎鉄筋を組み、全体基礎を構築していきます。 基礎業者の方々による、既存擁壁を崩さずに施工する技は流石でした!